CBDCって何?

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CBDCって何?わかりやすく解説します

どうも、管理人のITODAです。今回はCBDCについてです!

世界各国の中央銀行がCBDCプロジェクトをテスト段階まで進める中、2020年10月、日本銀行が「CBDCに関する日本銀行の取り組み方」を発表しました!

来年から日本でもいよいよCBDCのテスト、実証実験が始まります!

このニュースを見て、僕はワクワクが止まりませんでした!

未来感半端ねぇ~!!

CBDCって何??

CBDCといってもあまり聞きなれていない方も多いと思うので、まず最初にCBDCについてわかりやすく解説していきます。

目次

CBDCとは

CBDCとは

CBDCとは、

Central Bank Digital Currencyセントラルバンク デジタルカレンシー:中央銀行デジタル通貨

の略です。

要は、デジタル化されたお金。既存のものとは異なる、新たな形態の電子的な中央銀行マネーです。

世界中で通貨のデジタル化が現実となりつつあります。

中国ではすでに2020年8月、PBOC(中国人民銀行)が「独自のデジタル通貨を発行する準備がほぼ整った」と発表しています。

日本ではまずはCBDCの基本機能、発行、流通、還収に関する検証から開始されそこから徐々にフェーズを移行、一般消費者も参加するパイロット実験を経て実現に向けて進めていくようです。

その為日本ではまだ我々の身近で感じることはできないでしょう。

それではCBDCが導入されれば何がどう変わるのでしょうか?

CBDCが導入されればどうなるのか?

CBDCが導入されればどうなるのか?

デジタル通貨はこれまでの紙幣や硬貨とは違い手に触れられるものではなく、データとして存在するお金です。

CBDCが導入されれば、お金の流れをプログラム可能になります。このことを…

プログラマブルマネーといいます。

お金の動きをプログラムするとどうなるかというと、決済の手段が大きく変わります。

CBDCのメリット

まだ一般利用型に関しては明確な具体例は発表されていませんが、CBDCは即時決済性が基本的な特性の一つとされていて、公共料金などの引き落としがリアルタイムで可能になると言われています。

例えば引き落とし日というものがなくなり、電気やガスは使った分即時引き落とし

国際送金における送金時間も大幅に短縮され、

しかもCBDCは、銀行口座を持たない人でも利用できるサービスだということです。

場所や時間を問わず、スマートフォンなどからCBDCを利用し買い物などに使用することが可能となるそうです!

じゃあ、銀行っていらなくなるんじゃ…

銀行がなくなる?

CBDCは銀行口座が必ずしも必要ではないということで、CBDCが導入されれば銀行って必要なくなるんじゃないかとあちらこちらでささやかれています。

僕自身も地方銀行等はほとんど使ってなくて、ネット銀行をメインで利用しています。

そのうえ決済革命ともいえるCBDCが導入されるとなれば、たしかに銀行を利用する頻度はますます少なくなりますよね。

ではやはり銀行はなくなるのでしょうか?

少なくとも導入後すぐになくなるということはないと思います。

なぜなら、CBDCが導入されても世の中の紙幣や硬貨が全てデジタルになるわけではないからです。

日本銀行の発表では…

現金に対する需要がある限り、現金の供給についても責任をもって続けていきます!

とのことで、できるだけ銀行に影響を出さないように進めていく方向のようです。

とはいえ社会がCBDCを完全に使いこなし現金の需要が少なくなった頃には、恐らく銀行の数はずいぶん減っているのではないでしょうか。

まとめ

  • CBDCとは、中央銀行デジタル通貨。新たな形態の電子的な中央銀行マネー。
  • 2021年から日本でも実証実験が始まる。
  • 銀行口座不要、時間も場所も問わずスマホから即時決済可能。

CBDCが導入されても、紙幣や硬貨はひとまずなくならず、新たな決済の手段として提供されるようです。

この辺りだけでも頭に入れておくと、新たに出てくるCBDCに関するニュースも理解しやすいと思います。

CBDCに関しての今後の取り組み、考慮すべきポイントは…

  1. 物価の安定や金融システムの安定との関係
  2. イノベーションの促進
  3. プライバシーの確保と使用者情報の取り扱い
  4. クロスボーダー決済との関係

この4つを日本銀行は示しています。

果たしてどうまとまっていくのか、今後もCBDCに関する新たな情報に注目ですね!

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